2023年6月13日 追記 ※※※重要
WPS Officeに脆弱性が見つかったそうです。(※WPS Office2は対象外)
記事を起こしましたので参照してください。
「WPS Office」
「MS Office」互換の「WPS Office」
どうせソフトを使うなら、フリーソフトの良いものをと思っていますが、それにも限界があります。
「MS Office」互換ソフトもそのうちの一つで、過去に以下のようなフリーソフトを検証しました。
しかし、「これっ!!」というものが見つからず、あれを使ってみたり、これを使ってみたりしていました。
そんなある日、中古のノートパソコンを購入しようとしたところ、「WPS Office」をバンドルすると安く買えると知りました。
たまたま小遣いが入って、ほんのちょっぴりリッチだったので「試してみるか」と軽い気持ちで注文してしまいました。
その後、マウスコンピューターさんのノートパソコンを購入する際もバンドル購入し、現在2ライセンスを持っています。
というわけで、結構長く検証しています。
そして、満足して使わせていただいています。
一般の市販ソフトですが、良いソフトだと思っていますので紹介させていただきます。
「WPS Office」の長所
低価格
筆者が思う一番の長所は「低価格」です。
どのくらい低価格なのかがわかるように比較表を作成してみました。
色々なパッケージがある中で「ワープロ」と「表計算」が入っているものをチョイスしてみました。
Office Personal 2016 | Personal Edition | |
---|---|---|
ワープロ | Word | Writer |
表計算 | Excel | Spreadsheets |
プレゼンテーション | なし | なし |
その他 | Outlook | クリップアート、基本フォント |
定価 | 32,184円 | 3,980円 |
注記にも書いたように全く同じ内容では無いのですが、それを差し引いても、この価格差です。(笑
マルチデバイス対応
最近はスマホが普及しているため、スマホでの動作状況も気になるところかと思いますが、「WPS Office」はマルチデバイス対応で、
- Windowsパソコン
- スマホ(Android)
- スマホ(iOS)
に対応しています。
また、特筆すべき事として「マルチライセンス」があります。
「マルチライセンス対応」版では、一つのライセンスで
「Windowsパソコン1台」
+「スマホ2台(OSの組み合わせは自由)」
で使えます。
なので、パソコンで作成した資料をクラウドに保存しておけば、出先のスマホで資料をチェックしたり修正したりと言った使い方も可能です。
ちなみに、上の製品比較で紹介した「Personal Edition(3,980円)」も「マルチライセンス対応」です。
互換性
一番の長所に上げた「低価格」ですが、「安かろう悪かろう」では意味がありません。
しかし、このソフトは保存するファイルが「MS Office」との互換性を持っています。
一部の「WPS Office」独自の機能を使った場合に互換性がなくなりますが、それらの機能を使わなければ「MS Office」形式で保存可能です。
※独自機能を使った場合は、独自のファイル形式で保存すれば問題ありません。(互換性で問題があるというだけです)
とはいえ、フリーソフトのOfficeソフトですら「互換性」を持っていますので、長所としては重要度は低いかなと感じています。
「WPS Office」の短所
短所があれば、お金を出してまで・・・
正直、短所があるようなソフトだとすれば、筆者の性格としてお金を出してまで使わないのですが・・・(笑
もちろんソフトであり、人が作るものである以上バグは付き物だと思っていますが、気にならない程度だと感じています。
だからこそ市販ソフトでありながら、こうやって記事を書き、紹介させていただいています。
敢えて言うなら
ときどき「VBA」を使いたくなる事があるのですが、上位エディションを購入しないと使えません。
それから、今わかっていることでは、「条件付き書式」を設定したセルをコピペなどで編集していると、必要以上に定義が増えていく事です。
とはいえ、キチンと管理してやれば防げないことでは無いのであまり問題視していません。
(ちなみに、同じ現象が「MS Office」でも発生するのか、検証できる環境が無いため調査できていません。)
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是非、試してみてください。
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