さいしょに
前回の記事
こちらの記事で、計算セルをコピーすると行や列が自動でカウントアップする事を解説しました。
※「=A1+1」をコピーすると、A2、A3、A4・・・とカウントアップされ、列方向にコピーすると、B1、C1、D1・・・とカウントアップされる。
通常はこのままで良いのですが、色々な計算をさせているとカウントアップしないほうが都合が良い場合が出てきます。
そのような場合の記述方法を解説します。
行固定
セルA1に「10」
セルA2に「=A$1+1」と入力します。
セルA2をA10までコピーします。
すると、「$」をつけなかった場合は、A2、A3、A4・・・とカウントアップされていたものが、カウントアップされない(行が1のまま)事がわかると思います。
つまり、計算セル内でカウントアップをさせたくない場合は「$」をつけると抑止されます。
列固定
セルA1に「10」
セルB1に「= $A1+1」と入力します。
セルB1をF1までコピーします。
行のとき同様に列Aのままで、B1、C1、D1・・・とカウントアップされていません。
行列固定
もう既におわかりだと思います。
上半分が固定していない状態でA1セルが変わっているのに対し、下半分が行列固定で「$A$7」が全く変化していません。
コメント