AMD「Zen」の血を引く「Ryzen(ライゼン)」プロセッサーのmATXミニタワー

AMD「Ryzen(ライゼン)」プロセッサーのmATXミニタワー

AMD「Ryzen(ライゼン)」プロセッサー

今回は、AMD「Ryzen(ライゼン)」プロセッサーを搭載したパソコンのお勧めを紹介します。


まず、最初に新しく登場したAMDのCPU「Ryzen(ライゼン)」についてわかったことや、CPU関係で理解しておくと役に立つ事などを解説します。

「Ryzen(ライゼン)」は、以前からある「Zen(ゼン)」のアーキテクチャを継承し、新しく開発されたプロセッサーです。
CPUを作成するメーカーはどこも必ず目指す所だと思いますが、多分に漏れず、
「処理能力の向上」
が、最大の売りです。

  • ゲーム
  • レンダリング
  • ストリーミング
  • コンパイル
  • エンコーディング

と言った、CPUパワーを必要とする作業で威力を発揮します。

そして、もう一つの特徴が
「高速なマルチスレッド」
です。
オススメのノートパソコンを紹介した際にも説明した、「HT(ハイパースレッディング)」をご存知の方はわかると思います。
HT(ハイパースレッディング)は、インテルが開発した「マルチスレッド」技術の商標です。
なので、AMDが使うことが出来ないだけで、中身は同じものです。

で、ご存知無い方に、ノートパソコンのページに飛んで貰うのは忍びないので、こちらでも解説させて頂きます。

今回は紹介する予定のパソコンに搭載されているCPUを例に解説します。

こちらが、今回紹介する予定のパソコンのCPUスペックです。

CPU AMD Ryzen™ 7 1700X プロセッサー
(8コア/16スレッド/3.4GHz/TC時最大3.8GHz/16MB L3キャッシュ)

【8コアとは】
コア数は、物理的な演算機の個数と考えてください。
CPUは1つでも、その中に「電卓」が8個入ってると言えばわかりやすいですか?
つまり、8個の計算を同時にこなすことが出来ると言うわけです。

【16スレッドとは】
まず、スレッドについてですが、HT(ハイパースレッディング)でも解説したように、CPU(コア)はフルに動作しているわけではありません。

CPUは、クロックで同期を取りながら動作していますが、
例えば、

このように「1回処理」して、「1回休む」というように空き時間があります。

なので、CPUに別の経路を繋いで「空き時間」に作業をさせます。

このようにCPUの空き時間(休んでいる時間)に別の処理をさせ、CPUの稼働率をあげるのが、HT(ハイパースレッディング)です。

なので、1つのCPU(コア)で2つの処理(スレッド)が実行出来ます。
なので、8コア/16スレッドになる訳です。
【4コア/8スレッドの図】


スレッド数は、仮想のコア数と言えます。
(実際、Windowsから見ると16コアあるように見えます。)

ザックリとした説明なのでイメージだけ掴んでください。(上の解説を鵜呑みにしないでください。)

上記の説明だと、単純計算で処理能力が2倍になるように見えますが、実際にはせいぜい20%くらいしか処理能力が向上しません。
詳細が知りたい方は、別途調べてみてください。


ここで、クロックについて触れたので、少し話がそれるかもしれませんが・・・、

CPUに書いてある周波数の意味がわからないと言う話を聞くことがあります。
このCPUだと、「3.4GHz」となっています。
1GHzは、10億Hzなので、3.4GHzは、34億Hzです。
つまり、1秒間に34億回の処理が出来るというわけです。

こちらにイメージ図を作成してみました。
上側では1秒間に4回(4Hz)。
下側は8回(8Hz)です。
CPUに書いてあるクロック数は、数が大きいほど1秒間に沢山の処理が出来るので高速と言うことです。

こう話すと、CPUのクロックだけで判断してしまう人がいます。
しかし、気をつけてください。これは、あくまでもフルに稼働すればの話です。
例えば、

この図のように、極端に速度の遅いメモリ(周辺機器)があると、データ転送が間に合わずクロックの2回に1回は休みになるとします。
これは、CPUのクロック半分のものと同じです。

つまり、3.4GHzのCPUであっても、1.7GHzのCPUと同等の速度しか出ません。
こんな環境で、仮に2.4GHzのCPUがあったとすると、

実際の動作速度で、3.4GHzより、2.4GHzの方が早いという逆転現象が発生します。


CPUのクロック数は高いのに、かなり安価に販売されているパソコンに飛びついて購入すると、実際に動作させると全然早くないと言うこともあり得ると言うことです。
CPUにしろ、メモリにしろ、高速なものは高価です。
CPUが高速な物を購入しようとすると全体的に価格が跳ね上がっていくのはこのためです。
それが、高速なのに価格が安いとなれば、何らかの犠牲を払っているとか、何らかの訳ありと考えるのが普通です。


また、最近のCPUは「第○世代」のように大きく分類されていますが、これらによっても単純な処理能力が変更になっている場合があり、単純に周波数だけでは判断出来ない場合もあります。


Pentium4と言うCPUをご存知ですか?
このCPU、3.8GHzまである高速なCPUなのですが・・・。
当時、CPUの上で「目玉焼き」が焼けると揶揄されるほど、高温になる事で有名でした。
つまり、CPUを単純にクロック数だけで高速化するのは「限界」だったのです。
なので、その後に発売されたCPUは、2.xGHzくらいに落とされました。
クロック数を落とす代わりとして、回路の見直しはもちろん、コア数を増やしたり、キャッシュを大きくする等、クロック以外の方法でCPU全体のパフォーマンスを向上させたのです。
「コア」と言う見方をすれば、周波数がそのまま速度差に現れると思いますが、「CPU」とした場合には、クロック数だけでは判断出来ないと言うことです。


何だか随分道をそれてしまったような気がします。(汗
しかも、AMDの石の紹介なのに、内容はほとんどIntelになっています。
現状でIntelが先行し、AMDが後を追う構成は変わっていません。
その中で生き残るため、「より安く」「より高速に」する事がAMDが生き残る道になっています。
実際、この「Ryzen(ライゼン)」相当のIntelの石は「i7」になると思いますが、ベンチマークなどの結果では「Ryzen(ライゼン)」の方が上回っています。
どうでしょう?
「Ryzen(ライゼン)」試してみる価値はあるのでは無いかと思います。



今回紹介する、お勧めパソコン

今回紹介するパソコンのCPU「Ryzen(ライゼン)」は、ハイスペックでこそ能力を発揮しますので、「Ryzen(ライゼン)」搭載パソコンの最上位機種を選択しました。

モデル名:LM-AG350SN1-SH2
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU AMD Ryzen™ 7 1700X プロセッサー
(8コア/16スレッド/3.4GHz/TC時最大3.8GHz/16MB L3キャッシュ)
グラフィックス GeForce® GTX 1060(3GB)
メモリ 16GB PC4-19200 (8GB×2/デュアルチャネル)
SSD 240GB Serial ATAIII
ハードディスク 2TB SerialATAIII 7200rpm
チップセット AMD B350 チップセット
マウス USB光学式スクロールマウス
キーボード USB日本語キーボード (102キー)
電源 500W 【80PLUS® SILVER】

※光学ドライブは付いていません。オプションです。 (BTOで追加可能)


価格は変更されると思いますが、この記事を書いている時点の価格が、
139,800円 (税別)
です。



おすすめポイント!!

Point 1

やはり、CPU「Ryzen(ライゼン)」ですね。
今回は、これをメイン選択していますので。

Point 2

フロントメッシュパネル
カスタマイズオプションですが、フロントパネルをメッシュに変更出来ます。
ハイスペックなパソコンでは、「熱暴走」が怖いので、出来るだけ冷却する事を考えるのが良いと思います。
なので、このフロントメッシュは必須のアイテムではないかと思います。

Point 3

冷却ファン
カスタマイズ可能ですので、こちらも最大限冷却出来るようにしたいところです。
但し、ファンは「騒音の元」です。
「音」が気にならない環境なら問題ありませんが、静かな自宅だとファンの音もうるさく感じる場合がありますので、冷却性能は欲しいところですが「騒音」にならない程度に注意してください。

Point 4


80PLUS SILVER
「80PLUS」は、80PLUSプログラムが推進する電気機器の省電力化プログラムで、パソコンの電源が20%~100%の負荷時において、電源変換効率が80%以上の基準を満たした製品に対する認証で、SILVERは85%以上のものになります。
以前の電源ユニットをご存知の方はわかると思いますが、この認証が始まるまでは粗悪な電源ユニットが出回っており、買ったは良いが使えないと言った事が起こっていました。
今では当たり前なのかも知れませんが、昔のことを知っている筆者にとっては、これも有効なポイントです。




今回は、CPUから選んでいるのであまりポイントはないかも?


特にポイントとしては取り上げていませんが、

  • グラフィックカードがなかなかの高性能
  • メモリがデュアルチャネル
  • SSDとHDDのデュアルストレージ

これらも、ポイント高めだと思います。


今回紹介したパソコンは、↓こちらから商品のページに移動出来ます。





『マウスコンピューター』さんには、他にも色々なパソコンがあります。
あなたにピッタリのパソコンも見つかるはず、是非訪問してみてください。
マウスコンピューター/G-Tune



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